RYZEN2200G

B450M-HDV

debian10

の組み合わせのまま今日で一週間

firefox上でyoutubeを見たり、vlcでフルHD動画を見たりしながらエクセルやら端末やらで作業してみても全くフリーズしません

ubuntuですと2日目と3日目位から顔を覗かせますが軽い不具合すら顔を見せません

安定動作そのもので流石安定のdebianと言われるだけあります



ということでフリーズ問題にも終止符が打たれました

もちろん同じRaven Ridgeの200GEでも常用可能環境を構築可能だと思われます

debian10のlive(mate版)はインストール後に足りないものが多いのでその部分を補う方法です

・sudoが使えない
su - && visudo

# Allow members of group sudo to execute any command
%sudo ALL=(ALL:ALL)ALL


# Allow members of group sudo to execute any command
%sudo ALL=(ALL:ALL)ALL
一般ユーザー名 ALL=(ALL:ALL)ALL
に変更


・コマンド補完が出来ない
端末上で
su && apt install bash-completion


・日本語が打てない
sudo apt install fcitx-mozc


現在テスト用RYZEN 2200G+B450M-HDVにdebian10 mateを組み合わせた環境の物が3日間一切不具合に見舞われず安定しています

プチフリーズも発生していないですしエラーログも吐かないので予想ですがこのまま常用可能かと思います

しかしこの安定動作をもぎ取るまでに少々苦労が必要だったのでその工程を公開します

・インストール
ここは普段どおりグラフィカルインストーラーでrootと一般ユーザーを決めてどの媒体へインストールするかを選択して最後まで進めます

・再起動
インストールが終われば再起動してインストールをしたdebianを起動させる訳ですが起動ログが流れた末に画面左上にアンダーバーが点滅したままの黒画面で100%停止してしまうはずです

これは起動自体はしているもののGUI起動に必要な物が機能しない、もしくは必要なものがないから起きる物です

・X(GUI起動)が出来ないのを改善する
1,とりあえずログインできるようにする
アンダーバーが点滅している画面でキーボードのALTキー+CTRLキー+F1キーを一緒に押して下さい

するとCUI、つまり黒画面に白文字でLOGINやら色々書かれると思います

そこでrootと打ち込んでエンター、次にroot用パスワードを打ち込んでエンター

これで画面は真っ暗のまま管理者でログインできたと思います

2,GUIを使えるようにする
nano /etc/apt/sources.list


deb http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ buster main non-free contrib
deb-src http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ buster main non-free contrib

deb http://security.debian.org/debian-security buster/updates main non-free contrib
deb-src http://security.debian.org/debian-security buster/updates main non-free contrib

deb http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ buster-updates main non-free contrib
deb-src http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ buster-updates main non-free contrib

中身を上記のように、分かりやすく言うとnon-free contribを追記してF2キー→Yキー→エンターキー

nanoの内容を保存し閉じてまたコンソールに戻ってきたので

apt update

apt upgrade

apt install firmware-linux firmware-linux-nonfree firmware-amd-graphics firmware-realtek

reboot

解決しました

どうやら出力方法とコーデックやアクセラレーションに使用される物が現環境に当たっていた模様


解決策は
vlcを開く

タブの設定→ビデオタブ→出力をOPENGLビデオ出力→入力コーデックタブ→ハードウェアアクセラレーションによるデコードをVA-APIビデオコーダー→保存→VLC再起動


安定化成功

もう疲れ果てました

改善する気配がない

AMD公式ドライバーを当てると致命的なバグではないもののsegfaultエラーが発生し不安定なvlcが出来上がる

これを改善したいからと言ってoibafを入れた所またして
[drm:amdgpu_job_timedout [amdgpu]] *ERROR*** ring gfx timeout
が発生しPCはフリーズした

最早このPC環境になんの愛着もなくなってしまったので新環境を早急に作ろうと思います

再現率100%
VLCへ200個ほど動画ファイルをドロップし3秒感覚で次の動画を読み込むと発生させる事が可能

症状
VLCのプレイリスト内全ての動画を読み込むことが出来なくなる
短期的に何故かスワップが256kb発生していた(空きメモリ容量3GBにも関わらず

エラーログ
terminal上でdmesgコマンドを打ち込むと下記のエラーが出ていた
segfault libglib-2.0.so.0.5600.4
segfault libc-2.27.so
segfault amdgpu_dri.so


解決策
不明
しかしまたしてもamdgpu系のエラーという事ですからこちらをoibafへ変更することで改善もしくは悪化しそうではありますが

追記
amdの公式ドライバーをアンインストールしoibafリポジトリを追加した所エラーが再現しなくなりました
コマンド
sudo amdgpu-pro-uninstall && sudo add-apt-repository ppa:oibaf/graphics-drivers && sudo apt update && sudo apt upgrade

・ASROCK社のC6STATEは他社より設計が甘い?らしくWINDOWSでの使用は問題ないがLINUXでは問題が生じる

・BIOSTAR社の物もエラーが出ているらしい

・GIGABYTE社も下位チップセットでエラーが出ているらしい?

・重大な問題にも関わらず情報量が少ないのはマザーボードによる依存?電源の対応度も?

・ASUS社の物はBIOSでC6をDISABLEへ変更するだけで問題が消えるらしい


ASUSのマザーボード以外での解決策

1,まずこのブログ様にて公開されている方法を実行する

2,/etc/default/grub.cfgを管理者権限で開き
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"の部分を
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash idle=nomwait"へ書き直す
閉じてsudo update-grub

3,長時間使っていると[drm:amdgpu_job_timedout [amdgpu]] *ERROR*** ring gfx timeoutが生じる
(症状は画面が数十秒停止する)
これを解消するにはオープンソース外のドライバー、つまりAMD社のドライバーを引っ張ってくる必要性がある
方法は
このリンクからamdgpu-pro-19.30-855429-ubuntu-18.04.tar.xzをダウンロードし解凍

解凍したフォルダ内で
./amdgpu-pro-install -y


現状2日エラーなし

↑このページのトップヘ